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2020年2月21日(金)

いま「赤旗」が旬

議員団と連携 疑惑追う

大手メディアにない「追及する意思」

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(写真)辺野古新基地建設で防衛省が軟弱地盤のデータを隠ぺいしていた問題をスクープした「赤旗」日曜版2月9日号と、赤嶺政賢衆院議員の国会質問を1面トップで報じた「赤旗」2月13日付

 「赤旗」のスクープが国会論戦の焦点となり、他のメディアも後追い報道、ウソと隠ぺいを繰り返す安倍政権を追い詰めるという新局面が生まれています。

 「桜を見る会」私物化・政治買収疑惑は、「赤旗」日曜版のスクープをとりあげた田村智子副委員長の国会質問(昨年11月8日)をきっかけに野党の結束した追及で、一気に政界を揺るがす一大政治スキャンダルに発展。日刊紙では、安倍晋三首相を“詰み”の状態にまで追い込んでいる日本共産党と他の野党の論戦を日々詳しく報道しています。党本部に電話をかけてきた長野県駒ケ根市の男性は「共産党が先頭にたって、追及してくれたおかげです。安倍首相をやめさせるまで引き続き頑張ってください」と激励。「桜」疑惑をスクープしたのが「赤旗」と聞き、日刊紙を購読しました。「桜を見る会」追及本部会合などでは「赤旗」記事が活用されています。

 沖縄県民の民意を踏みにじって強行されている名護市辺野古の米軍新基地建設。防衛省が水深90メートルに達する地点で従来の説明を大きく下回る地盤強度のデータを隠ぺいしていた問題をスクープしたのも「赤旗」日曜版です。このスクープをもとに日本共産党の赤嶺政賢衆院議員が国会で追及。河野太郎防衛相は「力学試験ではない」と荒唐無稽の答弁しかできなくなりました。地質学の専門家からは「このまま工事を強行すれば最悪、護岸が崩壊する」と指摘される事態になっています。

 暴走する権力をチェックし、そこに不正があればしっかりと告発しただす―「赤旗」はジャーナリズムの精神をいかんなく発揮している「国民共同の新聞」です。

 カジノ規制の中核を担う行政組織として新設された「カジノ管理委員会」の事務局が、IR推進事業者から職員を受け入れている問題を告発。また生徒の主体性を点数化して合否判定に使う安倍政権の「入試改革」にベネッセなどの民間企業がかかわっていた問題をスクープ(1月31日付)し、日本共産党国会議員団と連携した国会論戦で安倍政権の暴走と対決しています。

 『世界』1月号の「メディア批評」は、調査報道にかかわって「赤旗にあって大手メディアにないものは『追及する意思』ではないのか」と指摘しています。


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