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2020年2月20日(木)

首相の虚偽答弁徹底追及

野党国対委員長が一致

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(写真)野党国対委員長連絡会=19日、国会内

 日本共産党と、立憲民主党、国民民主党などの共同会派の国対委員長は19日の野党国対委員長連絡会で、安倍晋三首相がこれまで、「桜を見る会」の前夜祭について「事務所に明細書はもらっていない」「ホテルは領収書をあて名なしで発行した」などとしてきた答弁が、ANAインターコンチネンタルホテル東京が、立民の辻元清美議員やメディアへの回答から虚偽の疑いが明白になったとして、この問題を徹底追及することで一致しました。

 これまでの安倍首相の答弁を否定するホテル側の回答を受け、自民党議員らが「ANAホテルをもう使わない」などと言い、自民党本部がホテル関係者を呼びつけたことに対し、こうした対応は看過できないとの認識でも一致。会合後に、立民の安住淳国対委員長が自民党の森山裕国対委員長と会談し、「権力のおごりだ。看過し難い」と抗議しました。

 さらに、18日の衆院予算委員会で日本共産党の宮本徹議員が、小泉進次郎環境相が地元の宴席に出席するために16日の政府「新型コロナウイルス感染症対策本部」の会合を欠席した問題をただした質問にまともに答弁しなかったのは「大臣の資質にかかわる」として、19日の同委で徹底追及することを確認しました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は会合後の記者会見で、小泉環境相の欠席問題について、16日の会合は、政府自身がフェーズ(局面)が変わったととらえる重大な会議だったと指摘。「国民の命と安全、安心、健康に関わる重大な問題を議論しているときに、どちらが優先かという判断をまともにしないという点で、大臣の資質に値しないという問題だ」と指摘しました。


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