2020年2月7日(金)
新署名広げ改憲に終止符
共闘で安倍政権退陣を
市民アクションがスタート集会
安倍首相がねらう9条などの改憲発議に反対する全国緊急署名を広げ、力をあわせて政治を変えようと6日、東京都北区内で新署名のスタート集会が行われました。市民や野党の代表が次つぎとスピーチし、「今年こそ9条改憲を断念させ、権力を私物化する安倍政権を退陣に追い込もう」と訴えました。主催は「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」です。
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主催者を代表して、弁護士の大江京子さん(改憲問題対策法律家6団体連絡会事務局長)があいさつしました。2017年に全国市民アクションを結成して以来、「安倍政権による9条改憲に反対する全国の運動が野党を支え、昨年の参院選では改憲勢力の3分の2割れを実現させました」と強調しました。
しかし安倍首相は、改憲へ異様な執念を燃やしていると指摘。「今年は改憲の息の根を止める最大の山場です。新署名を軸に改憲を阻止し、権力を私物化する安倍政権を倒して政治を変えましょう」と呼びかけました。
野党から日本共産党の小池晃書記局長、立憲民主党の杉尾秀哉参院議員、社民党の福島瑞穂副党首があいさつしました。
小池氏は、安倍晋三首相が「(改憲を)私の手で成し遂げたい」と語っていることについて言語道断だと指摘。新型肺炎対策に関して、自民党内から憲法に緊急事態条項の新設を求める主張が出ていることについて、「なんでも改憲に利用することは許されない」と批判し、危機の時こそ国会による議論が必要だと述べました。
その上で、「いま政治がやらなければならないことは、憲法を無視した政治を変え、憲法にもとづく政治を実現することだ」と強調。「新しい署名を津々浦々に広げよう。市民と野党が力をあわせて、安倍改憲をストップさせ、安倍政権を打倒しよう」と呼びかけました。(署名用紙)