2020年1月30日(木)
「桜」5点要求で合意
野党国対委員長連絡会
審議妨害問題も
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日本共産党と、立憲民主党、国民民主党などの共同会派の国対委員長は29日、国会内で野党国対委員長連絡会を開き、27、28日の衆院予算委員会での質疑を踏まえ、「桜を見る会」をめぐり、政府に、(1)招待者名簿の廃棄ログ(記録)(2)安倍晋三後援会主催「前夜祭」の領収書(3)「前夜祭」に関するホテル側の明細書(4)安倍事務所に対して内閣府が送った推薦依頼文書―の四つの資料の提出、(5)会計検査院による調査の5点を求めていくことで合意しました。
会合では、棚橋泰文衆院予算委員長の議事運営が、野党の質問を遅延させ、発言を制止するなど審議を妨害しているとして、自民党に対応を求めることを確認しました。
日本共産党の穀田恵二国対委員長は会合後の記者会見で、「予算委員会は、立法府として行政監視機能の役割を果たす中心的な委員会だ。委員長には、国民の目線にたった公平・中立な姿勢が求められる」と指摘。「棚橋氏がどういう立場で委員会に臨むかという委員長としての本質的問題が問われている。自民党として責任をもって対処することが求められている」と強調しました。