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2020年1月28日(火)

税金による買収疑い

「桜」疑惑追及 藤野議員語る

BS番組

 日本共産党の藤野保史衆院議員は26日夜放送のBS朝日「激論!クロスファイア」で、首相主催の「桜を見る会」私物化疑惑や自衛隊の中東派兵問題について、自民党の松川るい参院議員、立憲民主党の杉尾秀哉参院議員らと討論しました。

 「桜」疑惑について司会の田原総一朗氏は、安倍晋三首相の地元後援会関係者が多数招待されていることをあげ「安倍さんによる税金の私物化ではないか」と指摘しました。藤野氏は「公選法の買収に当たる可能性まである。私物化に加えて血税による買収の疑いがある」と語りました。

 同会への招待者数が安倍政権になって急増した問題について、自民・松川氏は「増えるのはいいことだ。やらないといけないのは今後の基準をどうつくるか、どういう形で招待するかだ」と論点をそらしました。

 藤野氏は「(野党は)招待者数を示す資料や内閣府がまとめた招待者名簿を求めてきた。それを国会でチェックしなければ『今後』の話にならない」「一番増えたのは、総理などの推薦枠だ」と批判。「一問一答の予算委員会は昨年11月の田村智子参院議員以来だ。徹底的に追及したい」と述べました。

 自衛隊の中東派兵について、藤野氏は「必要なのは、中東で高まった軍事的緊張を緩和することだ。自衛隊を派遣することは緊張緩和に逆行する」と強調。松川氏が緊張緩和の努力として安倍首相の中東訪問をあげたのに対し、藤野氏は、訪問した3カ国のうち2カ国は米国が呼びかけた「有志連合」に参加した国々だと指摘し、「米側に立っていると宣伝するようなものだ」と語りました。


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