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2020年1月28日(火)

市民と野党の共闘を発展させ、「野党連合政権」の実現を

全国革新懇が代表世話人会

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(写真)全国革新懇の代表世話人会=27日、東京都内

 全国革新懇は27日、東京都内で代表世話人会を開き、安倍9条改憲発議阻止の緊急署名や京都市長選(2月2日投票)などの情勢と展望を討議し、市民と野党の共闘を発展させる取り組みを交流しました。2月29日の福島シンポジウムについて協議しました。日本共産党の志位和夫委員長が参加しました。

 情勢と展望について、日本共産党第28回大会で立憲民主党の安住淳国対委員長が政権協力に踏み込み、国民民主党の平野博文幹事長が立憲主義回復、格差解消、多様性の三つの柱を「日本を変える指針」と述べたことを含め、3党・2会派とゲストのあいさつは3年前と比べると明らかな市民と野党の共闘の前進だと強調されました。綱領改定では中国への規定の見直しは新しい視野を開いたとして、(1)植民地体制の崩壊を中心とする20世紀の構造変化(2)資本主義と社会主義の比較論から解放された社会主義の意義(3)発達した資本主義国での社会主義変革こそ大道―の3点が指摘されました。

 京都市長選(2月2日投票)では「京都市での勝利は日本の雰囲気を変える」と述べられ、「福山さんは無党派層では負けない、支持を広げ切ろう」と確認。26日投開票の東京都八王子市長選で共闘候補への日本共産党と立憲民主党都連の共同推薦は「次期総選挙に向け、前向きな前例だ」と強調されました。

 福島からは「県発表によればいまだに原発事故の避難者数は5万8000人超」だとして保守層も含め安倍政権への不満の高まりが報告され、沖縄からは辺野古新基地建設の土砂投入から1年だが、費用が3倍近くに膨れるなど「基地が造れないことは明らかだ」と語られました。


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