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2020年1月27日(月)

京都市長選

防衛相 中東派兵触れず反共演説

 自衛隊の中東派兵が問題になる中、河野太郎防衛相が26日、京都市長選(2月2日投票)で4選をめざす門川大作候補応援のため、京都駅前などで街頭演説しました。

 河野氏は、自衛隊の海外派兵には一言も触れず、門川市政のまやかしの「待機児童6年連続ゼロ」などの“実績”を持ち上げる一方で、「共産主義の市政をつくらせないたたかい」と反共演説。門川候補も「共産党主導の市政になるかどうか。命をかけてたたかう」と述べました。

 京都市は昨春の府議選、京都市議選の投開票日の翌日に、2019年度中に18歳と22歳になる男女2万6601人分の宛名シールを自衛隊京都地方協力本部(中京区)に提供しました。自衛官募集のダイレクトメールに利用されます。「勝手に自衛隊に渡すな」と強い怒りを呼んでいます。

 市長候補の福山和人氏は、弁護士として名簿提出に反対する先頭に立ってきた人です。自衛隊の中東派兵が議論を呼ぶ中、「若者を戦場に送るな。若者の命を守れ」との声が強まっていますが、河野防衛相も門川市長も同日の街頭演説で自衛隊派兵にも名簿提出にもだんまりを決め込みました。


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