2020年1月25日(土)
労働者後援会が代表者会議
野党連合政権へ共同広く
市田氏あいさつ
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全国労働者日本共産党後援会は23日、東京都内で全国代表者会議を開きました。
小田川義和代表委員があいさつし、党綱領に「ジェンダー平等」が明記されたことにふれ、「日本共産党を語る魅力がまた増えた。ジェンダー平等実現のためにも、共産党を大きくし、安倍政権を倒そう」と訴えました。特定政党支持路線が破たんし「政治の無風状態」が職場に生まれているとし、「新しい綱領のもとで後援会活動を発展させ、共闘の勝利と日本共産党の躍進を勝ち取ろう」と呼びかけました。
あいさつした市田忠義副委員長は、党大会で6人の野党代表と特別ゲストがあいさつし驚きと感動を呼んだことを紹介し、「市民と野党の共闘が大きく発展しており、頑張りいかんで野党連合政権への道が開ける、わくわくする時代を迎えている」と述べました。
野党共闘が候補者一本化から相互支援へ発展し、政策的一致が広がり、安倍政治の転換方向でも共通認識がつくられていると強調。政権問題で前向きの合意と政権構想が求められており「野党は連合政権を」の声をあげてほしいと訴えました。
その最大の推進力は草の根からの運動であり、「労働運動が果たす役割は大きい」と力説。「ナショナルセンターの違いを超えた共同を大きく前進させよう」と語りました。日本共産党を強く大きくし、共闘の勝利と日本共産党の躍進に向けて「胸を躍らせながら頑張ろう」と訴え、拍手に包まれました。
各地の後援会が「手の届いていないところにも政治に関心を持ち近い人がいる。誰もが入りやすい後援会活動を進める」(群馬県教職員)、「参院選と県知事選で画期的な共闘が生まれた。総選挙に向け職場から活動を広げる」(高知)、「共闘の力で市長選に勝利し、政治は変えられるという展望を示したい」(京都)と述べました。
行動提起として、後援会確立と活動の日常化▽野党の共通政策の発展▽積極的支持者を広げる▽後援会員と「赤旗」読者拡大―などを呼びかけました。