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2020年1月16日(木)

日本共産党第28回大会 来賓あいさつ

全国労働組合総連合議長 小田川義和さん

共闘時代の労働運動 前へ

写真

(写真)小田川義和さん

 第28回党大会は、市民と野党の共闘の前進、発展状況もふまえ、共闘から連立政権をめざすという画期的で希望ある方針の議論が予定されていると聞いています。

 2015年戦争法国会で、野党の院内共闘が深まり、野党は共闘という国会外の声にこたえていただいたこと、戦争法成立の日にこれを廃止する政権の構想を打ち出していただいたことが、その後の市民連合の結成と国政選挙の1人区での1対1の対決構図をつくりだし、安倍政権に終止符をという市民の運動を活性化させたと思います。

 全労連は、その変化と真正面から向き合い、要求の一致点での統一という行動綱領を実践する立場で対応してきました。

 連立政権がめざされる時代の労働運動をさらに論議し、平和と民主主義の実現、すべての労働者の尊厳が尊重される職場、地域の実現をめざして運動を前進させる決意です。

 市場に任せたままでは、富の偏在と格差と貧困の広がりしか生み出さないことがはっきりした今、新自由主義構造改革からの転換をめざす要のたたかいとしても最賃運動に注目が寄せられている、市民と野党の共通政策となっている今がたたかい時と取り組みを強めているところです。


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