2020年1月12日(日)
私たちは社会を動かせる
各地でフラワーデモ
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性暴力のない社会を求める、今年初のフラワーデモが11日、全国各地で行われました。
東京駅前では「あなたに起きたことをなかったことにはしない」との思いをこめた花を持って、多くの参加者が集まりました。
主催者は声明を発表し、自らの性被害を訴えたジャーナリストの伊藤詩織さんの昨年末の勝訴判決にふれ「1年前だったら出なかったかもしれない。性暴力被害者の声が社会の空気を変えた。声をあげることは無駄じゃない。私たちは、動かせる」と訴えました。
参加者は自らの性被害の痛みを語るとともに、「今年は2017年の刑法改正時に性犯罪規定を見直すとした付帯決議の期限の年。被害者を守り、加害者を裁く刑法へ改正させよう」「詩織さんの判決に希望と勇気をもらった」「誰もが安心できる社会をつくりたい」と訴えました。
日本共産党の吉良よし子参院議員が参加しました。