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2019年12月19日(木)

京都経済活性化の道は

福山市長予定候補と大門議員

地元銀行・信金と懇談

 日本共産党の大門実紀史参院議員と、来年の京都市長選(1月19日告示、2月2日投票)に立候補表明した福山和人弁護士は18日、京都市内にある京都銀行と京都信用金庫の本店、日本銀行京都支店を訪れ、地域経済の動向や中小企業支援の取り組みなどを聞き取りし懇談しました。


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(写真)京都銀行で懇談する(右から)福山、大門の各氏=18日、京都市

 京都銀行では、和田実常務執行役員らが応対し、消費税増税の影響について「まだ多くないが情勢はよく見ないといけない」と指摘。食品製造業の事業再生支援を行った事例を示し「痛みを伴っても将来的には地域や雇用が守られることが、銀行にとっても良い」と述べました。

 大門議員が京都経済の課題を質問。和田氏は「京都市と亀岡市以北の格差。昔は丹後ちりめんや西陣織で一体感があった。個々の企業の努力では限界がある」と指摘しました。

 京都信用金庫では、河東勝康常務理事らが応対し「コミュニティーバンクとして中小零細業者を支援する立ち位置は明確。誰一人取り残さない『SDGs』社会への貢献を宣言している」と発言。お米屋など地域の事業者をつないで新商品の開発や課題解決をともに考える「ビジネスマッチング」の取り組みなどを紹介しました。

 大門議員は「すばらしい理念。京都の経済の活性化にもつながる取り組みですね」と強調しました。

 福山氏は、地域経済や商店街の振興に向け、金融機関と行政が協力できる仕組みづくりについて尋ねました。


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