2019年11月26日(火)
政府 細断機まで隠す
「桜を見る会」 野党「追及本部」の調査拒否
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「桜を見る会」の招待者名簿の廃棄をめぐって、政府が大型シュレッダーの「順番待ち」でずれ込んだと説明している問題で、野党の「総理主催『桜を見る会』追及本部」の名簿調査班は25日、シュレッダーの現物を確認するため内閣府を訪れました。内閣府は調査に応じられないと拒否し、訪れた野党議員と押し問答を繰り広げました。
野党側は、名簿だけでなく、シュレッダーまで隠すのかと反発。追及本部事務局長の黒岩宇洋衆院議員(立憲民主党)らが同日、記者会見し、「痛いところを突かれると物理的な抵抗までする内閣府は非常に不誠実だ」と強調。名簿調査班キャップの宮本徹衆院議員(日本共産党)は「シュレッダーの能力、混み具合や使用履歴などをしっかり確認しなければならない」と述べ、引き続き確認を求める姿勢を示しました。