2019年11月20日(水)
被災住宅 手つかずも
千葉2市町住民 支援訴え
田村貴昭議員調査
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日本共産党の田村貴昭衆院議員は18日、台風・豪雨で甚大な被害を受けた千葉県市原市と鋸南(きょなん)町を現地調査し、首長や被災者の要望を聞きました。椎葉寿幸、浅野史子両県副委員長が同行しました。
市原市では、加藤和夫、駒形八寿子両市議とともに、台風15号の強風でゴルフ練習場の鉄柱が倒壊し、住宅を押しつぶした現場を調査。鉄柱は撤去されたものの、全半壊の住宅は、手つかずのままブルーシートがかけられていました。
自宅が大規模半壊した女性は「ごう音とともに鉄柱が息子の脇を直撃しました。修理費は500万~600万円ほどかかります」と話しました。
田村氏は、被災者生活支援制度を説明し、「一日も早く復旧できるよう国会、県議会、市議会でもがんばります」と激励しました。
鋸南町では、笹生あすか町議とともに、保田地区で復旧作業中の住宅を訪問。住人の男性は「ほとんどの屋根瓦が飛散し、雨漏りが2階の天井から1階の壁まで広がっているのに『一部損壊』の判定に納得いかない」と訴えました。
一行は、鋸南町役場を訪れ、白石治和町長、内田正司副町長と懇談。白石町長は田村氏に「今回の被害で町の年間予算の3倍の90億円くらいかかる。緩和措置などで支援していただけると助かります」と国への要望を語りました。