2019年11月12日(火)
オスプレイ配備するな
市民と野党 集会行進
千葉 志位委員長が訴え
|
「事故だらけのオスプレイは日本の空にいらない」の声が晴れわたった空に響きました。
防衛省が垂直離着陸輸送機オスプレイ17機を購入して千葉県の陸自木更津駐屯地に「暫定配備」し、千葉県をはじめ首都圏を中心に訓練しようとしている中で「習志野・八千代・船橋市民集会」が10日、船橋市で行われ、470人(主催者発表)が参加しました。
日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社民党、新社会党、緑の党、市民ネットワーク千葉県の代表が発言。
共産党の志位和夫委員長は、防衛省の説明からもオスプレイが低空飛行も夜間飛行も行い、年間で4500回離着陸することになると指摘。政府の「防衛のため」「災害対応のため」という欺瞞(ぎまん)を暴き、「野党と市民の共闘でオスプレイ配備を阻止しよう」と訴えました。(要旨)
国民民主党の青木愛参院議員は「米国防の専門家もオスプレイの事故の多さを批判している」、立憲民主党の浦田秀夫船橋市議は「構造的欠陥を持つオスプレイを配備するのは米国と日本だけだ」、市民ネットの伊藤とし子県議は「防衛省は市民の安全・安心を全く考えていない」―とそれぞれ発言しました。
陸自オスプレイ配備の候補地とされている佐賀市、米軍オスプレイが配備されている横田基地(東京都)で反対運動を進めている団体からの連帯メッセージが紹介されました。
集会後、市内をパレードしました。
船橋市在住の9歳の双子の母親(46)は「今でもマンションの上を自衛隊機が低空飛行していく。沖縄に友人がいて、オスプレイの怖さを聞いている。何とか配備を止めたい」と話しました。