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2019年11月8日(金)

県民目線で政治転換

高知知事選 松本候補の第一声(要旨)

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(写真)第一声で訴える松本候補=7日、高知市

 いよいよ、この日がやってきました。いろんな方に支えられ、ここまで来ることができました。あとは一気にみんなで走り抜け、この高知をよりよく変えていくために、どうか最後まで力を貸してください。(大きな拍手)

 人口減少、過疎化という課題は、そこに暮らす人の責任ではありません。そして、高知県だけの努力で解決できる問題でもありません。

 尾﨑県政も1次産業に光を当てた産業振興、きめ細やかな防災・減災対策をしてきましたが、人口減少に歯止めをかけられません。

 この課題の根っこに、国の政治があります。尾﨑さん、県民のみなさんが頑張ってきた裏側で、国は農産物の輸入を自由化し、消費税増税を押し付ける。県民の努力を国の政治が破壊してきました。

 だからこそ、私は尾﨑県政のいい部分を引き継ぎ、国に対しておかしいことはおかしいと県民の立場でもの申し、変えていく。その展望を持つことが課題を突破する最大のカギだと思います。(拍手)

 国の政治を変える努力と同時に、高知県が持つ豊かな可能性を広げたい。高知の最大の魅力は豊かな自然環境です。私も18歳で福岡から高知に引っ越し、この場所で暮らし続けようと決意したのは、この自然環境と一緒に暮らす多様な人たち、その中で一緒に生きたいと思ったからです。

 この豊かな自然環境を最大限に生かす農林漁業で暮らしが営めるようになる。再生可能エネルギーが産業になる。最大の雇用の場である医療、介護、保育の分野で働く人が安心して暮らし続けられる。そうなれば人の営み、生業(なりわい)が生まれ、生き続けられる場所が県全体に広がります。「誰一人取り残さない」県政を一緒につくりたい。(拍手)

 「誰一人取り残さない」県政は学校現場にこそ必要です。点数では測れない生きるための可能性や力、学力も、ここに居ていいんだと思える安心できる学校があってこそ伸びる。県版の学力テストを廃止し、先生の数を増やし、先生が子どものそばにいられる時間を増やしたい。(拍手)

 みなさんの知恵と力こそが高知県をより良くしていく原動力です。どうかあなたの力を貸してください。(「頑張れー」の声、大きな拍手)


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