2019年11月8日(金)
誰一人取り残さない県政へ
高知知事選 松本候補が第一声
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初めて市民と野党の共闘でたたかわれる高知県知事選が7日告示(24日投票)されました。野党統一候補として挑む松本けんじ候補(35)=無所属新=は高知市内の出発式で第一声を上げ、「県民の立場で国にもの申し、変えていく。誰一人取り残さない県政へ、ここでいっしょに生きよう」と呼びかけました。(関連)
国政転出を狙う尾﨑正直知事(51)が後継指名し、自民、公明両党が推薦する元中央官僚の浜田省司氏(56)=無所属新=との一騎打ち。7月の参院選で統一候補を務めた松本氏が挑戦します。
今回、国政選挙での野党共闘が深化し、初めて設けられた選対の本部長に、広田一衆院議員(高知2区)、副本部長に5野党の県代表が就任。さらに県内全5ブロックの共闘体制も発足しています。
広田氏は出発式で、各地の野党共闘の深化を強調し「地方から国を変える。自由民権発祥の地・高知から声を上げ、国言いなりの地方自治を変えていこう」と訴えました。
国政6野党・会派の党首の激励メッセージが紹介されました。
浜田陣営の出陣式で自民党の下村博文選対委員長は、安倍政権での官房副長官当時の秘書官が尾﨑氏だったとし、浜田候補についても「永田町、霞が関でみんな知っている」など政権との直結を強調しました。