2019年11月6日(水)
避難所のバリアフリー化を
れいわ 木村議員初質問
参院国交委
|
れいわ新選組の木村英子議員が5日、参院国土交通委員会で初質問に臨み、災害時の避難所のバリアフリー化などを求めました。傍聴席は、駆け付けた支援者や障害者らで埋まりました。
木村氏は重度の障害があり手足を自由に動かすのが難しく、大型の車いすを使用しています。初当選後、介助者や秘書の帯同や補佐、大型車いすで着席できるような施設の改修など、議員活動の保障のための緊急の対応がとられてきました。
木村氏の傍らでは秘書が資料のページをめくったり、介助者が代理で挙手する場面もありましたが、持ち時間全てを自身の質問に使いました。
「障害者の立場から質問させていただく」と述べた木村氏は、車いすトイレがないなど避難生活で困難を抱える実態を挙げ、合理的配慮を踏まえた避難計画の策定を求めました。
木村氏は質問後、記者団の取材に応じ、「社会の中に障害者の社会参加を妨げるバリアがたくさんある。一つひとつの解決に取り組みたい」と話しました。