しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年10月31日(木)

台風で農機具が浸水

伊藤氏、農家・県営住宅調査

埼玉・坂戸

写真

(写真)被害の状況を聞く(右から)守屋、伊藤、村岡、松本、(1人おいて)柳下の各氏=30日、埼玉県坂戸市

 日本共産党の伊藤岳参院議員と埼玉県議団は30日、台風19号による河川の氾濫で被害を受けた坂戸市の農家や県営住宅を訪問しました。柳下礼子、村岡正嗣、守屋裕子の各県議、新井文雄市議、埼玉県農民運動連合会の松本慎一副会長らが参加しました。

 一行は、小麦などを栽培する株式会社会長(76)と社長(47)から被害状況を聞きました。浸水でトラクターやコンバインなどが使えなくなり、総額約1億円もの被害を受けたといいます。

 社長は、2014年の大雪被害では、被災農家の再建費用を国・県・市町村が9割補助したことに触れ「今回もぜひ、同等の支援をお願いしたい」と話しました。

 1階が浸水した県営東坂戸団地では、自治会長(75)が「13日の午前3時ごろに水がきたことに気づき、ハンドマイクで避難を呼びかけて回りました。1階のほとんどの部屋の畳と家電、自動車、自治会の備品もだめになった」と語りました。

 伊藤氏は「県内の農業は大きな被害を受けている。食を支える農家を、国と県、自治体で全面的に支援することを求めて頑張ります」と話しました。(埼玉・藤中陽美)


pageup