2019年10月27日(日)
恵庭訴訟に学び憲法守る
沖縄で集い 自衛隊の実態告発
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自衛隊の軍事演習の被害に抵抗した農民が自衛隊法違反を理由に起訴され、自衛隊の違憲性が争われた「恵庭訴訟」に学ぼうと、憲法と自衛隊を考える集いが26日、那覇市内で開かれ、約100人が参加しました。
主催した沖縄県憲法改悪反対共同センター代表の仲山忠克弁護士が「安倍政権の改憲策動で自衛隊が米軍とともに侵略軍になろうとしている。改憲阻止のたたかいを強めよう」と呼びかけました。
恵庭訴訟弁護団の一人、内藤功弁護士(日本平和委員会代表理事)が「沖縄のたたかいと憲法の力」をテーマに講演しました。内藤氏は恵庭裁判の意義を(1)憲法を武器にしたたたかい(2)自衛隊の実態を踏まえ世論・理論・弁論一体で原告を無罪にした―などとして、沖縄での新基地ノー、石垣、宮古島、与那国への自衛隊配備反対、戦争する国づくりに反対する全国と連帯したたたかいの重要性を強調しました。
講演に先立ち映画「憲法を武器として~恵庭事件の真実」が上映されました。