2019年10月27日(日)
高知知事選 全野党協定書
松本統一予定候補 「安心して暮らせる県に」
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11月7日告示(24日投票)の高知県知事選に野党統一予定候補として挑む日本共産党県常任委員の松本けんじ氏=無所属新=の必勝をめざし、県内の全野党が26日、高知市内で一堂に会し、「必勝をめざす協定書」に調印しました。松本予定候補は「ここでいっしょに生きよう。だれ一人取り残さない高知県政へ」と題した政策を発表しました。
この間の国政選挙での野党共闘から前進し、初めて選対が設けられ、この日の第1回選対会議で、本部長に「社会保障を立て直す国民会議」国対委員長の広田一衆院議員(高知2区)、副本部長に5野党の県代表が就任しました。
広田氏は会見で、この選対体制に触れ、「共闘の体制は進化していると確信している」と強調。岩手、埼玉の両県知事選で野党統一候補が勝利したことを挙げ、「この流れをしっかりと引き継いで、そして自由民権発祥の地の高知県から野党共闘を進化させる、地方から国を変える、そう国民、県民に示していくたたかいにしなければならない」と力説しました。
松本予定候補について「今回の知事選の重要性を考えた場合、松本さんが最もふさわしく、勝てる候補だと判断し、(立候補を)要請させていただいた」と指摘。「松本けんじ知事の誕生のために一生懸命、頑張りたい」と述べました。
立憲民主党県連代表の武内則男衆院議員は「(自公推薦候補に)対抗し得る、私たちが推すべき候補者は松本さんしかないという決断をした」と語りました。
松本予定候補は七つのテーマの重点政策を紹介し、「『ここでいっしょに生きよう』のスローガンのもと、高知のどこに住んでも安心して暮らしていける、生き続けられる県にしたい」と表明しました。
協定書には武内、広田の両氏、国民民主党県連の長尾和明幹事長、日本共産党県委員会の春名直章委員長、社民党県連の久保耕次郎代表、新社会党県本部の濱田太蔵委員長が署名しました。