2019年10月26日(土)
高知知事選
共同で県政つくろう
松本予定候補が県庁前で宣伝
来月7日告示
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11月7日告示、24日投票の高知県知事選に野党統一で挑む松本けんじ予定候補は25日朝、高知市の県庁前交差点で演説し、「市民と野党の共同の力で、県政も国の政治も変えていく。この展望が語れる知事をあなたの力で誕生させてほしい」と呼びかけました。
市民と県内の野党各党の代表とともに宣伝し、「だれひとり取り残さない」「若い力を県政トップへ」と書いたプラスターなどを掲げました。通勤途中の人たちが手を振り激励しました。
7月の参院選でも野党統一候補を務めた松本氏は「参院選中、庶民の切実な声を聞いてきた。県民の暮らしにとことん寄り添う県政、声を大切にする県政を、みんなで一緒につくるためにもう一度、力を貸してほしい」と訴えました。
高知憲法アクション呼びかけ人の田口朝光さんは「松本さんの『ここでいっしょに生きよう』との訴えに各地で共感が広がっている」と紹介し、支援を呼びかけました。
県議会「県民の会」の坂本茂雄県議は、松本氏の「だれ一人取り残さない県政」とのスローガンについて「私も同じ思い。精いっぱい頑張る」。社民党県連の久保耕次郎代表も「この言葉を聞くほど、今、県政に強く求められている県民の思いだと思う」と述べました。
自転車で通りかかって演説を聞いた男性(65)は「野党が力を合わせて県民の声をよく聞く県政にして、福祉を良くしてほしい」と話しました。
参加した男性(76)は「年金が引き下げられ、不安です。松本さんには防波堤になってほしい」と語りました。