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2019年10月24日(木)

質問漏えい 政府責任を徹底追及

野党国対委員長が一致

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(写真)野党国対委員長連絡会に出席する穀田国対委員長(左から5人目)と塩川国対副委員長(右端)=23日、国会内

 日本共産党と、立憲民主党、国民民主党などの共同会派は23日、国会内で、野党国対委員長連絡会を開き、議員が政府側に事前通告した質問内容を外部に漏えいした問題の真相解明と政府の責任を徹底追及することで一致しました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は「議員の質問権を侵害し、民主主義の根幹にかかわる極めて重大な問題だ」と指摘。自民党の森山裕国対委員長や参院予算委理事も「ゆゆしき問題」とするなど、与野党で認識が共有されているとして、「立法府と行政府の関係にかかわる問題として徹底追及していかなければならない」と述べました。

 また、野党は日米貿易協定について、審議の前提として「影響試算」の提出を求めることを確認。穀田氏は、政府が「暫定値」などのわずか2枚の資料しか提出していないなど極めて不十分だとして、「TPP(環太平洋連携協定)や日欧EPA(経済連携協定)で示されたような影響試算の提出もなしに議論をしていいのか」と強調しました。

 また、高知県知事選(11月7日告示、24日投開票)で野党統一候補として擁立する松本けんじ氏の必勝のために各党国対委員長がそろって応援に行くことを決めました。


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