2019年10月20日(日)
米と一緒に戦争やることになる
中東沖自衛隊派兵 志位委員長が批判
日本共産党の志位和夫委員長は19日に神戸市内で開かれた「地域・職場・青年革新懇全国交流会in兵庫2019」での特別発言で、日本政府が中東沖への自衛隊派兵を検討している問題について「『有志連合』には入らないというが、仮にアメリカとイランが戦争状態になったら、自衛隊が動員されないことにはならない。一緒に戦争をやることになる」と批判しました。
志位氏は、現在の中東危機は、アメリカのトランプ大統領が一方的に「イラン核合意」から離脱したのが原因だと指摘。「トランプ大統領は自分で危機をつくっておいて、軍事的挑発をやるというのは本当に間違っている。その動きに参加する日本も間違っている」と強調しました。
志位氏は「日本政府が今やるべきことは、自衛隊を出すことではなくて『イラン核合意に戻れ』と、トランプ大統領に正面切って言うことだ」と主張しました。