しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年10月19日(土)

台風19号被害

ボランティア全力 片付け、泥出し…

共産党が受け入れ 長野市内

写真

(写真)室内の泥をかき出すボランティアの人たち=18日、長野市

 長野県の日本共産党長水地区委員会は18日、台風19号の被災者支援ボランティアの受け入れを始めました。

 長野市内は千曲川の決壊や支流の氾濫による冠水・浸水被害が続出し、甚大な被害が出ました。党は被害状況を掌握し、被災者に寄り添った支援に全力をあげています。

 大町市の宮田一男市議ら男性2人組は、近くの被災者宅に向かいました。

 ボランティアを受け入れた女性(72)は「1階の天井裏まで水が来た。2階の床までは来なかったので、辛うじて2階で生活できている」と状況を語りました。「これまでも水が来たことはあったけど、床から10センチか15センチくらい。こんなにひどいのは初めて。片付けには相当かかる」と、夫とともに片付けの手を休めずに語りました。

 ボランティアは、家族と一緒に家の内外を片付け。使えなくなったドアや家具などを運び出し、軽トラに積み込みました。家の中では、床にたまっている泥をかき出しました。

 豊野の党事務所も浸水被害に遭い、2棟あったうち、プレハブの1棟は道路の向かい側に流され、残った1棟も、天井に水が残っていて、蛍光管が外れてしまいました。17日までに、散乱した物を片付け、ボランティアセンターとして使えるようにしました。

 18日には、「ボランティアは民青で知った」という女性(29)らが来て、ひきつづき事務所の片付けなどをしました。

 ボランティアの問い合わせは党長水地区委員会026(227)5655まで。(長野県・北村範子)


pageup
dy>