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2019年10月19日(土)

登山鉄道の復旧“いちばん大変”

畑野氏に箱根町長訴え

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(写真)山口町長(右端)と懇談する(その左から反時計回りに)畑野、井坂、大山、加藤、山田の各氏=18日、神奈川県箱根町

 台風19号で大きな被害を受けた神奈川県箱根町を、日本共産党の畑野君枝衆院議員と井坂新哉、大山奈々子の両県議、山田和江町議らが18日訪問し、被災者の要望を聞き、山口昇士町長と懇談しました。

 県の発表によると、同町の19号による総雨量は降り始めから1000ミリを超えました。1日の雨量でも全国の観測史上最多を記録し、各地で土砂崩れが発生しました。

 18日現在、国道と複数の県道が通行止めとなり、箱根登山鉄道は強羅~箱根湯本間で長期間の運転見合わせとなっています。

 調査では、線路が土砂に流されて寸断され、マンションの下の護岸が川の流れにえぐられている状況などを確認。強羅地域では駅前の商店街で、鉄道の運休により売り上げが落ち込んでいる実情を聞きました。

 懇談で山口町長は、箱根山の噴火警戒レベルが2から1(活火山であることに留意)に引き下がったため、大涌谷周辺への立ち入り規制を解除しようとしていた矢先の台風被害だったと説明。「(観光への影響が大きい)登山電車の復旧が一番大変だ」と話しました。

 畑野氏は「国、県にも働きかけ、一日も早く復旧させて、安心して観光に来てもらえるように私たちも頑張ります」と話しました。


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