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2019年10月18日(金)

台風19号被害

家具や家電全て廃棄

栃木

 栃木県の日本共産党南部地区委員会は、台風19号による被災者救援を進めようと、ボランティアセンターを佐野市の党南部地区事務所内に開設しています。同市をはじめ、栃木市、小山(おやま)市などの救援活動を担います。

 鶴見義明佐野市議団長は17日、大橋町の知人宅を訪問し、その家族らと掃除などを行いました。

 築8年の住宅は、秋山川から直線で西側約100メートルにあり、床上浸水1メートルの被害でした。激流のため避難できず、家族3人は2階で朝を迎えました。1階の電化製品や家具等は全て廃棄処分です。

 鶴見氏は「被災地が広範囲なだけに、支援を急がないと」と話します。

 秋山川の決壊で、床上浸水146棟、床下浸水1203棟(佐野市調査・16日現在)と、被害は甚大です。

 18日は雨の予報で、泥出し作業は急務です。同センターでは、作業依頼の募集や、罹災(りさい)証明書の手続きなどをビラで知らせています。

 18日には、群馬県館林市からも支援が入ります。(栃木県・団原敬)


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