2019年10月18日(金)
武器見本市許せない
宗派超え宗教者が国会内集会
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日本最大級の国際展示場「幕張メッセ」(千葉市美浜区)で11月に計画されている武器見本市に反対する宗派を超えた宗教者が17日、国会内で集会を開きました。平和をつくり出す宗教者ネットの主催で40人が参加しました。
カトリックの大倉一美神父は主催者あいさつで「日本は平和憲法で戦力を放棄したはずの国。そこで見本市を開くことは許せません」とのべました。
現地で見本市反対の運動に取り組んでいる安保関連法に反対するママの会@ちばの金光理恵さんは「『戦争の道具つくるのはやめよう』はママの会の合言葉。二度と日本で武器見本市はできないと思わせる運動をすすめたい」と訴えました。
9月にロンドンの武器見本市「DSEI」に反対して市民とともに700人のクェーカー教徒が座り込みをした経験を、たか子さんが報告しました。
日本キリスト教協議会総幹事の金性済(キム・ソンジェ)さんは「21世紀の日本が人を殺す武器でしか成長できない、IRというばくちでしか成長できないという国になることを絶対に容認してはなりません」と発言しました。
日本共産党の井上哲士参院議員、立憲民主党の近藤昭一衆院議員、社民党の福島みずほ参院議員が参加。井上氏は「憲法9条を持つ日本は、武器でもうけるような国になってはいけません。一緒にがんばりましょう」とあいさつしました。