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2019年10月18日(金)

社会保障費増やせ

東京 医療・福祉労働者ら集会

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(写真)憲法・いのち・社会保障を守ろう、とパレードする人たち=17日、東京都千代田区

 憲法を守り生かした医療・介護・福祉の実現を求める集会が17日、東京・日比谷野外音楽堂で開かれました。現場の労働者2500人超が集まり、「社会保障費増やせ」「憲法25条守れ」とコールをしながら銀座をパレードしました。

 主催は日本医療労働組合連合会(医労連)など10団体でつくる同集会実行委員会。

 医労連の森田しのぶ委員長があいさつ。米国や大企業、富裕層を優遇する一方で、際限のない給付削減と負担増などの「社会保障の解体」を進める安倍政権を批判。「憲法守り生かせの声と共同を広げていこう」と呼びかけました。

 社会福祉施設経営者同友会の茨木範宏会長は、政権がすすめる社会保障の市場化によって「福祉現場が金もうけの対象になっている」と批判。立川相互病院副看護部長の大日向いずみさんは、国民健康保険料や医療の窓口負担が重いことで受診が遅れて死亡する事例などを話しました。

 小説家でタレントの室井佑月さんがトークショーに参加。「あきらめないことが大事。正しいのはこっち」と参加者にエールを送りました。

 日本医師会、日本歯科医師会の両会長らがメッセージを寄せました。日本共産党の田村智子副委員長・参院議員と倉林明子参院議員、立憲民主党の初鹿明博衆院議員も参加しあいさつしました。


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