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2019年10月18日(金)

住宅被害4万1600棟超

台風19号 避難者13都県で4000人

 台風19号に伴う大雨による住宅被害は17日までに、床上・床下浸水など4万1600棟を超えました。避難者数も13都県で4000人を上回り、生活再建の見通しがつかない状況が続いています。行方不明者は10人に上り、消防などが懸命に捜索を続けています。

 総務省消防庁によると住宅の一部損壊が1974棟、床上浸水が約2万3400棟、床下浸水が約1万6000棟です。栃木県では床上浸水が約1万1700棟に上っています。内閣府によると避難所は164カ所で、4252人が避難。うち福島県では約1700人、長野県で約940人、宮城県で約750人が避難しています。

 断水は14都県で、11万5000戸以上。福島県では、いわき市で約4万5400戸が断水しており、各地で依然として深刻な状況が続いています。堤防の決壊は国土交通省によると、7県の64河川で111カ所に。土砂災害は20都県241カ所となっています。

 19日は低気圧の発達次第で、東北地方の太平洋側で大雨となる恐れがあり、気象庁が警戒を呼び掛けています。


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