2019年10月16日(水)
台風19号被害 「隣人の状態もわからない」
道路崩落 電話も不通
宮城・丸森町
|
台風19号で甚大な被害を受けた宮城県丸森町で14日、日本共産党の横田有史・元県議、山本明徳・町議予定候補、日下七郎・角田市議らが調査しました。
町は役場を含む中心部一帯が冠水し、ボートで救出活動中でした。山間部の集落への道も不通で電話もつながらないため、被害の全容はまだつかめていません。
救援活動の拠点となっている舘矢間小学校に、筆甫地区からヘリコプターで救出され避難している家族は、「道路は崩落、ズタズタで移動できない。隣家の家族がどうなっているかもわからない」と不安を口にしました。
金山地区では、阿武隈川に注ぐ雉子尾川が氾濫。金山小学校1階の職員室と教室は腰の高さまで泥水につかり、授業再開のめどは立っていません。
住民は総出でぬれた畳や家具の搬出に追われ、給水車を待つ住民が長い列をつくっていました。
日本共産党は、引き続き調査を行いながら、被災者の救援に全力をあげています。
(加藤靖通信員)