しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年10月16日(水)

志位委員長、避難所の生活改善を緊急要請

「実行指示した」と防災相

 日本共産党の志位和夫委員長(党台風19号災害対策本部長)は14日午後、長野、福島両県などで党議員などに寄せられた要望をまとめ、避難所の生活改善について武田良太防災相に電話で緊急の要請を行いました。

 緊急要請の内容は、▽食事を温かいものに改善すること▽被災地が冷え込むなか、毛布しか用意されていない避難所もあり、布団・段ボールなどの提供で暖をとれるようにすること▽間仕切りなどプライバシーを確保し被災者のストレスへの対策を行うこと▽医療スタッフの派遣、福祉避難所など健康管理に万全をつくすことなどです。志位氏は、「救命・救急を最優先にしつつ、避難所などでの二次被害防止に全力をあげてほしい」と要請しました。

 要請に武田防災相は「プッシュ型で全力を尽くします」と応じました。

 同日夜、武田防災相から、志位委員長に電話で、「(避難所の改善について)的確な提言をいただき、政府から派遣している全ての調査員に実行を指示しました」との連絡が寄せられました。

 武田防災相は15日の参院予算委員会での日本共産党の井上哲士議員の質問に対し、志位委員長の要請に言及するとともに、内閣府の担当部局に具体的に指示したことを明らかにしました。


pageup