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2019年10月7日(月)

米空母母港 増す脅威

撤回求め横須賀集会

神奈川

写真

(写真)「原子力空母はいらない」と声を上げる参加者=6日、神奈川県横須賀市

 神奈川県横須賀市で6日、「原子力空母はいらない!横須賀集会」(実行委員会主催)が行われ、1000人が参加しました。

 集会では、同基地は1973年の米空母「母港」強行から現在まで米空母の米本国以外の唯一の母港とされ、66年の原子力潜水艦入港から始まった原子力艦船の入港が1000回に迫る中、放射能汚染や事件・事故などの脅威を放置することはできないとして、母港の撤回を呼びかけるアピールを採択しました。

 主催者を代表し、全労連の小田川義和議長が「力による平和ではなく、憲法を生かした対話による平和を求めよう」とあいさつ。沖縄県統一行動連絡会議の中村司代表幹事、原子力空母母港化の是非を問う住民投票を成功させる会の呉東正彦共同代表が連帯あいさつしました。

 日本共産党の畑野君枝衆院議員は、日本政府と米国が自衛隊護衛艦「いずも」や「かが」を攻撃型空母にし、米国の横暴な戦争に日本を巻き込もうとしていると批判。「日米地位協定の抜本的改定、基地撤去の世論と運動を広げよう」と訴えました。

 神奈川土建横須賀三浦支部の青年部長(31)=同市=は「もし戦争が起きたら横須賀が狙われる。横須賀が危険と隣り合わせだと知ってほしい」とデモ行進しました。


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