2019年10月4日(金)
消費税減税・廃止へ 新たなたたかいを 各界から談話
医療制度研究会副理事長・医師 本田宏さん 「あきらめ」から「希望」へ
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「消費税率5%への引き下げ」は素晴らしい提案です。ぜひ「引き下げ」を実現させましょう。
消費税は餓死するほどの貧困に苦しむ人からもむしり取る無慈悲な税金です。医師として医療費を削る患者の痛切な声を聞くと、「10%への引き上げ」は安倍政権から庶民への「未来に希望を抱くな」という冷酷なメッセージと感じます。うそをつき、生活不安を無視して国民に「あきらめ」を押し付ける安倍政治の極め付けの悪政です。
共産党の「5%引き下げ」提案は、私たちに「政治を変えれば、生活が良くなる」と1票の重要性を再認識させてくれる希望のメッセージです。「生まれてよかった」と思える社会をつくるのが政治・有権者の社会的責任です。この提案を生かし、市民と野党の共闘の「共通政策」を発展させましょう。
暮らしと経済研究室主宰 山家悠紀夫(やんべ・ゆきお)さん 暮らしの未来見える提案
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なんといっても消費税は不公平税制です。人々の生活を厳しくし、景気を悪くし、格差を広げ、中小企業の経営を苦境に陥れています。特に消費税率が8%に引き上げられて以降の景気の低迷、消費の落ち込みは深刻です。
ですから、消費税廃止をめざし、緊急に消費税率を5%に下げるという共産党のよびかけには大賛成です。同時に最低賃金を引き上げ、社会保障と教育の負担を軽くするというプランにも賛同します。
消費税率を5%に戻すところまで野党が共闘できれば、大きな一歩になります。
廃止についてはまだ全部の野党で一致はできないかもしれないけれど、共産党がそういう方向を打ち出し議論を深めていけば、暮らしの未来に展望が見えてきます。