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2019年10月4日(金)

集落近くに危険な弾薬庫

沖縄・宮古島 島民「反対最後まで」

防衛局説明会場前

写真

(写真)陸自弾薬庫建設計画に反対し、シュプレヒコールを上げる市民ら=3日、沖縄県宮古島市

 沖縄県宮古島市城辺保良(ぐすくべぼら)の公民館前で3日、安倍政権が住民の反対を無視して同地域に陸上自衛隊弾薬庫建設の着工を狙う中、防衛省沖縄防衛局の同日夜の公民館での住民への説明会に先立って、市民集会が開かれました。参加者一同は「弾薬庫反対で最後までたたかうぞ!」とシュプレヒコールを上げました。

 「ミサイル・弾薬庫配備反対!住民の会」の下地博盛共同代表は「集落のすぐそばに危険な弾薬庫を置く考えがまったく分からない」と強調。弾薬庫の火災事故などの危険性を感じながら、子どもからお年寄りまで日常生活を送ることを強いる建設計画は「何としても阻止したい」と訴えました。同市上野野原(うえののばる)で建設中の陸自ミサイル基地の抗議・監視行動に取り組む「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」の仲里成繁代表は「ミサイル基地を完成させてはいけない」と力を込めました。

 陸自ミサイル基地配備・弾薬庫建設に反対する市議らもあいさつ。日本共産党の上里樹市議は「ウソの説明を重ねて強行する人命軽視の建設・配備は許されない。危険な弾薬庫と自衛隊はいらないの声を一つにして頑張ろう」と述べました。


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