2019年9月21日(土)
東電は責任を取れ
反原連が官邸前抗議
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首都圏反原発連合(反原連)は20日、首相官邸前抗議を行いました。東京地裁が、東京電力福島第1原発事故をめぐって業務上過失致死傷罪で起訴された東電の元経営陣3人について無罪判決を出したことに対する怒りの声が相つぎ、「東京電力責任を取れ」「東京地裁まじふざけんな」のコールがおこりました。
「3人とも無罪なんて信じられない」「東電の元経営陣3氏の名前は、1日も忘れたことはない。こんな悔しいことはない」。参加者のスピーチが中心に行われる国会正門前では、怒りの訴えが続きました。
抗議の冒頭に、反原連のメンバーが東京地裁判決について語りました。「大変残念な判決です。到底納得できません」と強調し、多くの市民はこの判決はおかしいと感じていると訴え。「私たちは声をあげ続けましょう」と話しました。
川崎市から参加した男性(71)は、「まともな判決が出ると期待していただけに、言葉にできないほどの怒りです。悔しいが、新たなたたかいに踏み出したい」と話し、東電の責任を追及すると同時に、いまの政治を変えたいとのべました。