2019年9月18日(水)
台風被害の農家・業者
納税猶予できます
台風15号により被害を受けた農家や中小業者から「消費税の納付期限が迫っている。どうしたらいいか」など不安の声が上がっています。国税庁は申告や納税について、期限の延長が可能だと発表しています。
災害による交通途絶や停電で消費税や所得税の申告・納税が期限までにできないときは、所管の税務署に申請し、承認を受けることで期限を延長することができます。この手続きは期限が過ぎた後からでもできます。国税庁は被災状況が落ち着いてから最寄りの税務署に相談するよう呼びかけています。
災害で財産に相当な損失を受けた場合も、所管税務署に申請し、承認を受けることで納税猶予が可能です。また、住宅や家財などへの損害があった場合は確定申告で所得税の減免ができます。源泉所得税の還付も受けることができます。
地方税については国税に準じる対応になります。詳細はそれぞれの自治体に確認してください。