2019年9月15日(日)
横田「友好祭」 オスプレイ機関銃公開
銃口向け飛行 正当化狙う
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米空軍は14日から2日間の日程で、横田基地(東京都福生市など5市1町)を一部開放する「友好祭」を開き、米軍・自衛隊機を公開しました。
この中で、昨年10月に正式配備された特殊作戦機CV22オスプレイの機体後部ランプ(斜路)には重機関銃が取り付けられていました。米軍の説明によれば、ブローニングM2重機関銃を発展させたGAU21重機関銃です。
横田基地周辺では、CV22が銃口を市民に向けて飛行するケースが急増しており、不安の声が広がっています。あえて重機関銃を公開することで、銃口を向けたままの飛行を正当化する狙いがあるものとみられます。
友好祭では同日、米空軍C130輸送機から陸上自衛隊の第一空挺(くうてい)団(千葉県・習志野駐屯地)がパラシュート降下を行い、日米一体化を誇示しました。
基地付近で、「横田基地の撤去を求める西多摩の会」が終日、宣伝行動を行いました。