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2019年9月12日(木)

増員で安全・安心守る

国土交通労組が定期大会

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(写真)国土交通労組の定期大会=8日、大津市

 国土交通労働組合(国公労連加盟)は8、9の両日、大津市で定期大会を開きました。

 あいさつした安藤高弘委員長は、定員削減の影響で公共サービス低下が危惧されると指摘し、採択まであと一歩と迫っている、国土交通省の機構拡充と職員確保を求める請願署名を呼びかけました。交通運輸・建設の労組や民主団体との共同で公共サービス守る世論を広げ、組合員を「増やすなかまを増やす」ことを訴えました。

 討論では、平和や民主主義の問題について「職場での議論を広げ、平和な社会への願いを若い世代に引き継ぎ、憲法を守ろう」との発言や、公務・公共サービス拡充をめざす国公労連の署名と国交省の体制拡充を求める署名を両輪ですすめることを訴え。気象事業の整備・拡充を求める運動を国民的な取り組みとして発展させようと強調しました。

 「働き方」では国民本位の業務が執行できる体制を求めつつ、管理職による職員の健康確保を当局の責任で徹底させること、国民とともに職員の大幅賃上げ・処遇改善、格差是正に取り組むことを意思統一しました。

 要求実現へ労組の拡大・強化が重要であるとして、「増やすなかまを増やそう」と呼びかけられました。

 日本共産党から清水忠史衆議院議員が来賓あいさつしました。

 新役員に、委員長=安藤高弘、副委員長=宮﨑高明、田中達也、後藤智春、古澤一雄、吉岡清智、書記長=山﨑正人の各氏を選出(すべて再任)しました。


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