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2019年9月10日(火)

ジェンダー平等へ行動

全労連女性部が定期大会

安倍改憲断念に

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(写真)全労連女性部の大会であいさつする長尾ゆり部長=7日、東京都内

 全労連女性部は7、8の両日、「改憲阻止!憲法いかす政治へ行動を! ジェンダー平等・ハラスメント根絶へ!」などをスローガンに定期大会を開きました。

 あいさつした長尾ゆり部長は、この1年は改憲阻止のたたかいになると語り、安倍政権が狙う改憲を断念に追い込もうと呼びかけました。10月に狙われている消費税10%引き上げは暮らしを破壊するものだとして許されないと指摘。さらに、ジェンダー平等について、女性差別撤廃条約を学び、使おうと呼びかけました。

 運動方針は、▽憲法を守りいかして、平和・民主主義を守る▽女性も男性も仕事と生活を両立させ、人間らしく働くルールの確立をめざして―などです。

 討論では、埼玉の代表が、市民と野党の共闘が力となった参院選挙と知事選挙の結果について報告。大阪の代表は、参院選挙で改憲勢力に全議席を奪われたが、歴史修正主義の維新政治の危険性を広く知らせていく決意を語りました。

 福島の代表は、東日本大震災から8年が過ぎ、放射線線量計の設置の当面の延長を勝ち取った経過などを報告しました。

 北海道の代表は、公証人の男性から当時同じ職場に勤務していた女性がセクハラを受け、訴訟を起こしている経過について報告。支援を呼びかけました。

 来賓として、女性差別撤廃条約実現アクション事務局長の亀永能布子さん、日本婦人団体連合会の柴田真佐子会長、日本共産党の吉良よし子参院議員がそれぞれあいさつ。全労連の黒澤幸一事務局次長があいさつしました。

 選出された役員は次の通り(敬称略、新以外は再任)。▽部長=長尾ゆり▽副部長=伊吹五月(新)、小澤晴美、川上真理(新)、田頭愛美、山本乃里子▽事務局長=大西玲子


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