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2019年8月27日(火)

埼玉知事選 大野氏勝利

共闘、政権丸抱え候補破る

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(写真)当選を喜ぶ大野氏(上段右から2人目)ら=25日、さいたま市

 25日投開票された埼玉県知事選で、日本共産党を含む幅広い野党と市民が支える前参院議員の大野元裕氏(55)が、初当選しました。安倍自公政権丸抱えのスポーツライターの青島健太氏(61)らを、市民と野党の共闘が破る劇的な逆転勝利となりました。(関連記事)

 当選を受けて、大野氏は「ここにいる一人でも欠けたら、勝利は実現できなかった」と、集まった支援者や野党関係者に感謝を表明。「県民の方を向き、県民が主役の政治を行いたい。これは埼玉県民にとっての勝利です」と語りました。

 一方で、当初は優勢と報じられていた青島氏の陣営は、菅義偉官房長官や神奈川、千葉、新潟の各県知事がつぎつぎと応援に入るなど、てこ入れを図りましたが、大野氏が逆転する結果となりました。

 共産党の荻原初男県委員長は大野氏の勝利について、県民の暮らしや今後の安倍政権打倒のたたかい、市民と野党の共闘の発展にとって「大きな展望を示すもの」とするコメントを発表しました。

 開票結果は、次の通りです。

当大野 元裕55無新

923482

 青島 健太61無新

866021

 浜田  聡42N新

64182

 武田 信弘65無新

40631

 桜井志津江63無新

34768

(投票率32・31%)


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