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2019年8月20日(火)

野党共闘“進化”に注目

年金者組合、山下氏と懇談

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(写真)山下氏(左から2人目)と懇談する金子委員長(その右)ら全日本年金者組合の新役員=19日、日本共産党本部

 全日本年金者組合の金子民夫委員長、田中諭副委員長、廣岡元穂書記長ら新役員は19日、日本共産党本部を訪れ、山下芳生副委員長・国民運動委員会責任者と懇談しました。参院選での野党と市民の共闘の発展や、争点となった年金問題などが話題になりました。

 金子委員長は、日本共産党の志位和夫委員長が、安倍晋三首相との党首討論(6月)で年金7兆円削減を明確にして以来、組合員が街頭に出て「減らない年金制度を」と訴える活動が活発化し、かつてない対話が生まれたと語りました。

 各役員は、選挙後も高齢者の生存権保障を展望できる状況が生まれていると語り、「仙台市議選でも野党共闘が“進化”している」「国民民主党の羽田雄一郎参院議員(長野選挙区・野党統一議員)の『マクロ経済スライドは入れずに、国は最低保障年金をつくった方がいい』との発言に注目している」などの発言がありました。

 山下氏は、高齢者の要求を集めて仲間を増やしている活動に敬意を表したうえで、政権構想について「共産党は野党連合政権に向けた話し合いを開始しようと呼びかけました。実現のためにがんばりたい」と決意を述べました。

 懇談には、米沢幸悦労働局次長が同席しました。


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