2019年8月8日(木)
ボリビアが批准 25カ国目
核兵器禁止条約 発効要件の半数に
南米のボリビアが6日、核兵器禁止条約の批准書を国連に寄託しました。
7日付の「UNジャーナル」(国連の公式活動日誌)に掲載されました。同条約を批准した国は25カ国目。批准国数は条約発効要件である50カ国の半数に達しました。
ボリビアのサチャ・ジョレンティ国連大使は批准書寄託後、記者団に8月6日を寄託日に選んだ理由を説明。「原爆で命を落とした人々を忘れないため、米国による広島への原爆投下から74年目のこの日を選んだ」と語りました。
同条約は2017年7月7日、122カ国によって採択。50カ国目の批准書が国連に寄託された後90日で発効します。