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2019年8月7日(水)

冷房ない仮設に悲鳴

北海道地震11カ月 畠山氏、被災3町訪問

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(写真)住民から要望を聞く(左から)三浦恵美子町議、畠山氏=5日、北海道安平町

 昨年9月の北海道地震発生から11カ月を前に、日本共産党の畠山和也前衆院議員は5日、厚真、安平、むかわの被災3町を訪ね、住民から要望を聞き、町長と懇談しました。

 連日30度を超す真夏日が続く中、仮設住宅にエアコンが設置されているのは厚真町のみです。未設置の安平町追分の仮設住宅の住民は「狭いし、プレハブなので暑くて大変です。窓には網戸がありますが(反対側の)玄関に網戸がなく、風が通りません。ようやく7日に付くことになった」と話します。

 震度7で大規模な山林斜面崩壊が発生した厚真町。畠山氏は18回目の訪問です。

 宮坂尚市朗町長は、農地に流入した土砂の撤去や砂防事業が進む一方で、「山林・林業の再生は時間がかかります。50年先を見据えて進めていきたい」と語りました。

 復興計画案を策定したと、むかわ町の竹中喜之町長。他自治体からの引き続く人材派遣や国の財政支援を「3町で要望していきたい」と述べました。

 畠山氏は「引き続き国や道へ被災地の現状や課題を届け、紙智子参院議員や道議団と連携して、被災地の要求実現のために揺るがず取り組んでいきます」と宮坂、竹中両町長に表明しました。

 3町の党議員が同行しました。むかわ町穂別の社会福祉法人・愛誠会の横山宏史理事長、JAむかわの長門宏市組合長らから要望が寄せられました。


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