2019年8月6日(火)
核兵器ない世界 被爆者とともに
緒方・大平氏 養護ホームなど訪問
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日本共産党の緒方靖夫副委員長と大平喜信前衆院議員は5日、広島市内の養護ホームなどを訪問し、被爆者を見舞いました。辻恒雄広島県議、近松里子、吉瀬康平の両広島市議も参加しました。
原爆養護ホーム舟入むつみ園では、ホールに集まった約40人の入所者が拍手で出迎え。被爆者2人に、緒方氏らが花束などを手渡しました。
緒方氏はあいさつで「原水爆禁止世界大会の国際会議で、核兵器廃絶と被爆者救済という目標を再確認した。核兵器のない世界に向け、被爆者とともに頑張っていきたい」と語りました。
同園では約500人の被爆者が生活。入所者が、修学旅行生などに被爆体験を語る活動も行っています。橋国雅文園長は「被爆者が高齢化する一方、今までは話せなかったが、何かできることをしたいと被爆体験を話し始める人もいる」と話しました。
広島赤十字・原爆病院では、松田裕之副院長と懇談。原爆投下直後、職員の約10%が殉職する中で行われた医療活動や、近年のがんの緩和ケア強化について聞きました。
松田氏は「原爆病院の名前を冠するのは、広島・長崎の2カ所の病院だけ。その責任を負って(原爆診療を)やっていく」と話しました。