2019年8月3日(土)
核兵器廃絶へ 共同を発展
きょうから原水爆禁止世界大会
原水爆禁止2019年世界大会が、「核兵器のない平和で公正な世界のために」をテーマに3日の国際会議(広島、5日まで)から始まります。世界大会・広島が5、6両日、世界大会・長崎が7~9日の日程です。
核兵器禁止条約を推進する諸国政府と、核の特権を維持しようとする核保有国との対決、せめぎあいが続くなかで、核兵器廃絶にむけた今後の展望を示し、地球規模の共同を発展させる大会となります。
来年は広島、長崎の被爆から75年。核不拡散条約(NPT)発効50年であり、春にはNPT再検討会議が開かれます。再検討会議にあわせて原水爆禁止世界大会ニューヨークが開かれます。
今年の大会は、大きな節目となる来年にむけて国際的な運動を発展させる大会となります。
大会にはオーストリア、キューバ、メキシコ、ベネズエラの政府代表が参加し、NPT再検討会議の焦点や核兵器廃絶の展望を語ります。核保有国やその同盟国などの反核・平和運動の代表らが参加し、日本の草の根運動の代表と交流。NPT再検討会議に数億の「ヒバクシャ国際署名」を持ち寄ろうとアピールします。
日本政府に対し、大会では、核兵器禁止条約に参加して核兵器禁止の先頭に立つよう迫るとともに、非核・平和の日本を切り開く決意と共同を広げます。