2019年7月29日(月)
2カ国語で 集めてみた
ヒバクシャ署名 高校生がアピール
東京・原宿
高校生が平和や社会の問題について学び、交流する東京高校生平和ゼミナール(平ゼミ)は28日、東京・原宿駅前で核兵器廃絶を求める「ヒバクシャ国際署名」に取り組みました。炎天下、6人の高校生と平ゼミОBら15人が参加し、1時間で131人分の署名を集めました。
参加者は、核兵器廃絶を求める署名を高校生が集めていることを英語と日本語でアピール。多くの外国人から注目を集めていました。ロシア人の女性は「戦争反対」と日本語で語り、署名しました。
高校1年の女性は「学校では政治の話がなかなかできないけど、平ゼミでは、平和や社会問題を同世代とシェアできるのがいい。核兵器をなくすよう働きかけたい」との思いで、活動に参加しました。
OBの男性(大学2年)は、平ゼミとして2017年から核兵器廃絶の署名に取り組むようになった当時を振り返り、「戦争体験者や被爆者の話を聞いて、核兵器をなくさなければいけないと思った。思うだけではなく、なくすために取り組んだ方がいいよね」との思いから出発したことを語りました。
署名行動は今回で23回目です。