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2019年7月23日(火)

新しい絆・信頼が発展

徳島・高知 共同の熱気日増しに

松本氏 自民票上回る自治体も

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(写真)公約実現へ決意を述べる松本氏(中央)=22日朝、高知市

 参院徳島・高知選挙区の市民と野党の共同候補として奮闘した松本顕治氏(35)は22日朝、高知市の県庁・市役所前交差点で「市民と野党の共同をさらに発展させ、政治を変え、暮らしをよくする先頭に立ちます」と決意を語りました。

 選挙戦を一緒にたたかった野党の代表が訴えました。社会民主党県連の久保耕次郎代表は「改憲勢力に3分の2の議席を与えなかったことは大きな成果だ。憲法を生活に生かすたたかいを続けていく」と述べました。日本共産党県委員会の春名直章委員長が訴え、新社会党県本部の小田米八委員長が紹介されました。

 野党候補一本化から2カ月弱という短期決戦のなかで20万1820票、40・01%の得票を獲得し自民党現職を追い詰めました。高知県安芸市では3312票を獲得し相手候補を252票上回りました。3年前の自民候補と野党統一候補との票差を1万以上縮めました。

 市民と野党の共同が広がりました。

 高知では、無所属の広田一衆院議員や立憲民主党の武内則男衆院議員をはじめ野党の国会議員や無所属の地方議員が連日候補者カーに乗り、お互いに力を発揮しました。

 すべての県内野党と市民団体が選対メンバーに入り、街頭演説や室内演説会など知恵を出し合いました。

 立憲民主党、国民民主党、共産党、新社会党の国会議員や経験者が応援に入るなど本気でたたかって勝とうという熱気が日増しに高まってきました。

 徳島では、選挙最終盤に板野郡・鳴門市で初めて地域共闘の集会を開催。呼びかけ人の大田正・元知事がシュプレヒコールを上げました。集会成功に尽力した無所属の中野真由美北島町議は「弱い者の立場に立ってすみずみに目配りする政治に政党の違いなど関係ありません。安倍1強に勝つため一緒にスクラムを組むことに私は賛成です」と話しました。


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