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2019年7月22日(月)

野党統一 大激戦勝ち抜いた

高良さん 基地断念必ず

沖縄

写真

(写真)当確の報を受けて万歳を三唱する高良氏(前列中央)、玉城デニー知事(同左から4人目)、赤嶺政賢衆院議員(同右から2人目)ら=21日、那覇市

 21日投開票の参院沖縄選挙区(改選数1)で、安倍政権が強行する沖縄県名護市辺野古米軍新基地建設のストップを目指す「オール沖縄」の高良鉄美氏(65)=新=が、事実上の一騎打ちの相手である、自民党公認候補(公明・維新推薦)で会社経営者の安里繁信氏(49)=新=を破り、当選しました。

 昨年の県知事選や2月の県民投票、4月の衆院沖縄3区補選などに続き、新基地建設の断念を日米両政府に強く迫る沖縄の民意が改めて示されました。

 「おお!」「よっしゃー!」―。午後8時直後の当確の報に、開票を見守る会場となった那覇市の教育福祉会館では歓声や拍手が盛大に鳴り響きました。

 高良氏は「沖縄の皆さんの声をしっかりと届けたい。沖縄の問題は日本の問題だと国政の場で訴えていく」と改めて表明しました。

 オール沖縄の玉城デニー知事は「県民の揺らぐことのない民意が示されて、よかった。憲法学者の高良さんが議員として国会にいるのは心強い。これからも県民に応える政治の王道を歩んでいく」と力を込めました。

 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員などオール沖縄の国会議員らも固い握手を交わし、喜びと今後のたたかいへの決意を確認しました。


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