2019年7月20日(土)

野党統一候補勝利へ全力

福井で穀田国対委員長

（写真）声援に答える（左から）穀田、山田、中谷、篠原の各氏＝19日、福井市

　日本共産党の穀田恵二国対委員長は１９日、福井市内３カ所をめぐり、自民現職を猛追する山田かずお野党統一候補（日本共産党公認）を勝利させ、安倍政権に審判を下そうと訴えました。各所で通行人らが足を止め、訴えを聞く人だかりができました。

　立憲民主党の中谷一馬衆院議員、国民民主党の篠原孝衆院議員が駆け付け「山田候補への一票で、暴走する今の政治、市民の手に取り戻そう」（中谷氏）、「山田さんこそ普通の市民の代表。ぜひ国会に必要な人」（篠原氏）と訴えました。国民民主党の斉木武志、下条みつ両衆院議員がメッセージを寄せました。

　山田候補は「消費税１０％への増税反対、安心できる年金などの願いは、いずれも国民の中の多数派」「安倍政権によって痛めつけられているみなさんの一票一票を、比例は共産党、選挙区は山田かずおで、その悪政を終わらせよう」と力強く訴えました。

　穀田氏は、市民と野党の共闘が「３年前よりも共通政策の項目が増え、原発の再稼働を許さないなど、内容が豊富になった。安倍政権に代わって政治を担う責任を示している」と強調。年金問題に触れ「2000万円貯金できなくても、1本の鉛筆で政治は変えられる」と力を込めました。