2019年7月19日(金)
比例・共産躍進と共闘の力で安倍政権倒し、新しい政治を
山梨・長野 志位委員長が訴え
大激戦となっている参院選で、市民と野党の共闘勝利と、比例代表での日本共産党の躍進をめざして、日本共産党の志位和夫委員長は18日、山梨・長野の2県3カ所を駆けめぐり支援を訴えました。志位氏が「3年前、野党が力をあわせれば勝てることを証明しました。今度の選挙も、野党統一候補を必ず勝たせていただき、比例代表で日本共産党を躍進させていただいて、日本を変えていきましょう」と力を込め、両県で野党統一候補、野党各党・市民の代表、志位氏らがそろい踏みして手をあげると、割れんばかりの拍手と歓声が湧き起こりました。
志位氏は、年金、消費税10%増税、家計応援、憲法などの大争点で日本共産党の提案を語り、「くらしに希望を―三つのプラン」を「消費税に頼らない別の道」で実現すると訴えました。
志位氏は「これを実現する希望が市民と野党の共闘です」と強調。「いま野党は『相互乗り入れ』して応援し、一丸となってたたかっています。みんなで力をあわせて安倍政権を倒し、新しい政治をつくりましょう」と呼びかけました。
同時に、「比例での日本共産党の躍進が必要です」と強調。「共産党ならではの値打ち」について(1)安倍政権と対決し、国民の立場で解決策を示す(2)安倍9条改憲の野望を止める最も確かな力になる(3)共闘を発展させるためにも共産党の躍進が決定的に重要になる―という三つの角度から力説しました。そして「比例代表ではどうか『日本共産党』とお書きください。比例で日本共産党を伸ばしていただき、共闘の力で日本を変えましょう。安倍政権を倒して、『国民が主人公』といえる新しい日本をつくる選挙にしましょう」と呼びかけると、大きな拍手が湧き起こりました。
|
山梨
甲府駅前では、突然の雨にもかかわらず、随所で聴衆が熱心に拍手を送りました。日本共産党の、しいばかずゆき比例候補は「今度の選挙で、命を守る政治、個人の尊厳を守る政治へ、みんなの一票で変えていきましょう」と訴え。山梨選挙区で野党統一の、いちき伴子候補が「格差を縮小していくのは政治の責任。山梨から安倍政治の流れを変えていきましょう」と呼びかけました。
立憲民主党最高顧問で元参院副議長の輿石東氏は「野党共闘は日本共産党の大変な尽力なしにはありえませんでした。お礼を申し上げます。残る期間、全力を尽くします」と表明。社民党県連の山田厚代表が「危険な安倍政権をともに倒しましょう」と話しました。国民民主党のメッセージが紹介されました。
|
長野
長野県・松本駅前では、雨交じりの中、大勢の人たちが耳を傾け、盛んに拍手を送りました。
絵本作家の三枝三七子さんが「本当に困窮者を救ってきたのは共産党。ぜひ本当の姿を伝えてください」と訴えました。
日本共産党の井上さとし比例候補は「1票の力で暴走安倍政治にストップをかけて、くらしに希望ある新しい政治をつくろう」と熱く語りました。
国民民主党の下条みつ衆院議員が連帯のあいさつ。野党統一の羽田雄一郎選挙区候補は、低年金の実態にふれ、「野党4党で安心できる予算への組み替えを要求していこう。長野県では私を。比例区では共産党をちゃんと勝たせてください」と呼びかけました。
長野駅前では、「僕らが主権者って知らなくて委員会」の中沢誠人さんが「企業・団体献金を受け取らない唯一の政党だから、若者の立場でものを言えるのは共産党だけ」と語り、立憲民主党県連の埋橋茂人幹事長は「(安倍首相は)戦後一番危険な総理大臣。最後の力をよろしくお願いします」と訴えました。